【東京国立博物館】一木彫

一木彫(いちぼくちょう)と読むのですね、知りませんでした。

仏像 一木(いちぼく)にこめられた祈り

(引用ここから)
奈良・平安仏から江戸時代の円空(えんくう)・木喰(もくじき)まで、
一木彫(いちぼくちょう)の名品が上野に集結します。

 寺外初公開の滋賀・向源寺(こうげんじ)の国宝十一面観音菩薩立像
(渡岸寺(どうがんじ)観音堂所在、2006年11月7日(火)〜12月3日(日)展示)を
はじめ、国宝4体、重要文化財41体を含む146体をご覧いただきます。
日本人がこだわった木で仏像を造ることの意味を考えるとともに、そこで培われた
良質な木の文化を通して日本人の心や精神性に触れることができるでしょう。

(引用ここまで)

国宝が4体、その中に寺外初公開があるという事で
大変貴重な展覧会となっております。

もののふ的には、こちらの仏像が非常に気になりまして

重要文化財 宝誌和尚立像
http://event.yomiuri.co.jp/2006/butsuzo/win/11.htm

この仏像を観てますと目がおかしくなるのですが・・・皆さん如何でしょうか。

こういった一風変わった仏像を観ておりますと、もののふがコンセプトとしております
変わり兜もそういった面があるのですが、非常に想像力逞しく、しかもそれをしっかり
造形としているところが素晴らしいです。

科学技術はもちろん進化していると思うのですが、こういった自由奔放な発想や
緻密で繊細な職人技に接しますと、そういった面では現代人の発想が貧困なのかも知れません。

みうらじゅん氏・いとうせいこう仏像トークも聴いてみたいのですが
既にチケット完売です。

日本の武の美、戦国武将と変わり兜のデザインブランド【もののふ】