タブー? もちをつかない志々島  【鶴次郎】

もののふ主宰ブログの
ニュース担当・鶴次郎が送る戦国ニュース!


金鯱の夢金鯱の夢
(1989/07)
清水 義範

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鶴次郎です。本日も飛ばして参ります。

■仙台真田氏展:戦国の名将・真田幸村の末裔、系譜や家紋など紹介−−蔵王 /宮城

http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20091029ddlk04040146000c.html

先月の記事になってしまいましたが、興味深いので書きます。“滅ぼされた”一族も実は意外な地域で生き延びていた、ということは結構ありますね。

こうした例の他にも、例えば他家に嫁いだ娘(あるいは婿養子に入った子息)によって子孫が生き延びている例はかなりあるようですが、この仙台真田家と彼ら彼女らをかくまった伊達氏・片倉氏のドラマも又興味深いです。これから創られる政宗や彼の家来片倉小十郎を主役にした物語の中には仙台真田家がらみのネタが出てくるのも是非欲しいものです。

■戦国時代最大の帆再現 鳥羽で21日から展示

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20091117/CK2009111702000002.html

又々“海の戦国時代”ネタでございます。

九鬼氏は矢張り水軍出身だけに、大型の軍船を創った他にも居城も海側に大手門を突き出させて建造するなど海との親和性が強いということを改めて知りました。これからの大河ドラマになりそうな“海の戦国時代”の人物として長宗我部元親などがいますが、これから九鬼氏も期待が高まりそうです。

■21世紀へ残したい香川:タブー? もちをつかない志々島
http://www.shikoku-np.co.jp/feature/nokoshitai/syoku/1/index.htm

いわゆる“アーカイブ”の記事でありニュースとは少し違いますが、戦国ネタがございますので書きます。

最近私を含む比較的若い層の歴史ファンの間で長宗我部氏(特に元親)の(“好きな武将”としての)株が上がっておりますが、彼らの活躍の陰には矢張り香川氏のような“負けた側”の人々もいたということを忘れてはならないと、この記事を読んで思いました。矢張り物事には“光と影”の両面があるということを改めて思いました。

儒学者・藤原惺窩の遺徳たたえ神事 三木・細川町

http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0002518884.shtml

戦国時代には、いわゆる武将の他に惺窩のような文化人(“武将”でもあったが、“文化人”としての業績の方が有名な人物も含む)もかなり政治(軍事を含む)に影響を与えていたようですね。千利休は以前から注目されていましたが、他にも惺窩や彼の弟子林羅山のようにそうした影響力の強い文化人がかなりいたそうなので、益々戦国時代の政治・文化の重層性に気付かされました。

■29日、金箔鯱瓦の調査報告会

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200911180016.html

名古屋城の“オリジナル”の金鯱は戦災により焼失してしまっただけに、広島城金鯱が原爆被害を乗り越えて良い保存状態で発見されたことは歴史ファンにとっても良いニュースだと思いました。そして同時に、歴史的な遺跡・遺物がいかに政治・戦争に翻弄されてきたかということを考えるきっかけにもなると思います。

広島城を居城にした人物には毛利輝元福島正則らがいますが、誰がいつ頃この金鯱を取り付けたのかとても興味深いです。



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