大殿は、やはり別格 【家忠日記】

影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)
(1993/08)
隆 慶一郎

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駒沢大学禅文化歴史博物館で行われました
戦国武将の日記を読む〜『松平家忠日記』に見る信長・秀吉・家康〜
http://www.komazawa-u.ac.jp/cms/kikakuten/2740

へ行ってきました。

久保田昌希先生の講演は勿論のこと、配布された資料も素晴らしく
これから松平家三河武士が盛り上がること間違いなしです。

参加者にも、知った方が何人かいらっしゃいまして今後の展開も
面白いことになりそうな予感がします。


一部ですが、メモしたことを箇条書きで。


松平家は族党意識が非常に強いのではないか

■元康が惣領ではあるが、崇めているわけではない

小牧・長久手の戦い以降 「家康」→「家康様」と呼び方が変わる

■同じく「秀吉」→「関白」

■信長は最初から「上様」、やはり別格。

■家忠はきっと「信長」も「秀吉」も顔を見ているに違いない


松平家の祖は有徳人ではないか 松平親氏

■京都にも松平氏がいた 松平益親(ますちか)

■琵琶湖の湖北にある菅浦・大浦の荘園紛争解決のため、
三河から援軍を呼び寄せたとの記述があるので松平親氏の一族と思われる

家忠日記は淡々と書かれてある

■よって飾られたところがなく貴重

■もっと家忠が感情的に書いていたら、また別の意味で貴重な資料になりそう。

■家忠クラスの武士であれば、農民との関わりもあったはずだが
そういった農民との関係を記す記述がない。

■意図的に書かなかったのか、日常過ぎて書かなかったのか

■家忠の細川幽斎への憧れ


最近、戦国に関して若い頃とは違った切り口で
楽しめる事が出来るようになったと感じます。

やはり、ある程度年を重ねて、様々な経験をしてきているからこそ
戦国時代の人間関係をよりリアルに感じることが出来るのだと思います。

そう思うと、益々好奇心が沸きますし、まだまだ知りたいことが
イッパイありすぎるのは贅沢な悩みなのでしょうか。


いや〜、戦国時代って本当に楽しいですね!


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